仕分け余波…政府広報「テレビ6番組」全廃(産経新聞)

 週に6番組放映されているテレビの「政府広報番組」が3月末ですべて終了する。政府の行政刷新会議の事業仕分けで、平成22年度予算の政府広報費が4割削減されたためで、2枠あるラジオ番組も1枠に。政府広報室では「効果的に広報したい」としている。

 現在、政府広報番組はフジテレビ系と日本テレビ系で週に2番組ずつ。ほかにBS放送とUHF放送が1番組ずつある。有識者や各府省の担当者らが解説する「ご存じですか」(日本テレビ系)は昭和49年度からの長寿番組だった。

 性質上、番組の多くは視聴率が低いが、暮らしの話題を紹介する「キク! みる!」(フジテレビ系)は昨年上期の視聴率は7・5%(関東)と上々だった。

 政府広報番組は最盛期の昭和54年度に14本(テレビ10本、ラジオ4本)あったが、事業仕分けでは「テレビ、ラジオで政府広報をするのは無理」(枝野幸男行政刷新相)と縮減された。

 来年度の政府広報予算は前年度比約40億円減の約50億円。テレビ広報費は約17億円減の約10億円となる。政府は、番組全廃の代わりにスポットCMを倍増させるという。

【関連記事】
枝野行政刷新相「6月にも独法改革案」
結局増税頼み? 「火の車」鳩山政権
自民離れ加速する支持団体…民主の顔色うかがう
国会議員、倍増が必要 事業仕分けで野田財務副大臣
社会保障も仕分け対象 枝野行政刷新相
黒船か? 電子書籍の衝撃 揺れる出版界

交通事故偽装、子ども4人にけが演技させる(読売新聞)
「5月決着」なければ首相退陣を、自民・大島氏(読売新聞)
<雑記帳>密室政治解消?市長面会室ガラス張りに 南相馬市(毎日新聞)
EVシェア 9日から会員募集 荒川区(産経新聞)
【Web】「最後のメール」送るサービス(産経新聞)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。